2020.02.06 thu - 11 tue

この街のあなたへ。

「街とアートのマルチプレイ」+「詩ノ箱」成果発表展・イベントを開催します。

東北芸術工科大学がアートマネジメント人材育成活動として、昨夏から取り組んできた2つのプロジェクト─「街とアートのマルチプレイ」と「詩ノ箱─歩く詩人たちの地図」。 4組のアーティストと77名の市民が協働した成果を、ぜひご覧ください。

KUGURUではトラフ建築設計事務所 & spoken words project
風景をかえるデザインのEXHIBITIONと座談会〈いま、アートに何ができるんだろう?〉を開催いたします。

◎EXHIBITION
トラフ建築設計事務所 & spoken words project
風景をかえるデザイン

アーティストと地域住民がアートプロジェクトを共同企画するプログラム〈街とアートのマルチプレイ〉(文化庁2019 大学における文化芸術推進事業)の活動報告展。鈴野浩一氏と禿真哉氏による建築ユニット・トラフ建築設計事務所は、街なかの空き地をスポーツ×デザインで活用する〈山カップ〉の提案を、ファッションブランドspoken words projectは、この街で生きる女性たちのリアルな言葉を刷り込んだ服を発表します。

トラフ建築設計事務所
TORAFU ARCHITECTS
鈴野浩一と禿真哉により2004年に設立。建築の設計をはじめ、インテリア、展覧会の会場構成、プロダクトデザイン、空間インスタレーションやムービー制作への参加など多岐に渡り、建築的な思考をベースに取り組んでいる。2016年に作品集『トラフ建築設計事務所 インサイド・アウト』(TOTO出版)を刊行。

会期:2020年2月6日[木]~11日[火・祝] 9:00-18:00 入場無料
会場:とんがりビル 1F KUGURU
〒990-0042 山形市七日町2丁目7-23

関連企画

◎TALK EVENT
森岡督行と『山形建築ガイド』で建築談義
森岡書店店主の森岡督行氏が、市民ライター15人と訪ねた、山形県内の〈名建築〉ガイドブック『ひとり歩きの山形建築ガイド』の出版を記念する読書会。今和次郎〈旧農林省積雪地方農村経済調査所〉、黒川紀章〈寒河江市役所〉、隈研吾〈銀山温泉/藤屋〉、坂茂〈キッズドームソライ〉など、各地にある新旧の名建築を通して見えてくる風土と暮らしについて語り合いましょう。参加者には本書を1冊差し上げます。

日時:2020年2月8日[土]13:30-16:00
要申込・参加無料(定員:100名)
会場:山形県生涯学習センター「遊学館」 3F 第1研修室
〒990-0041 山形市緑町1丁目2-36

◎『詩ノ箱』 詩人・和合亮一と図書館で読み・書く
『詩ノ箱』とは、街を歩き、心にとまった場所や風景を即興の詩で表現して、見知らぬ誰かに投函する〈詩のポスト〉です。山形県立図書館のリニューアルオープンを記念し、この『詩ノ箱』を使って、和合亮一氏が市民とつくった山形の詩を朗読するとともに、その場に集ったみんなで図書館の詩を書いてみます。

日時:2020年2月9日[日]14:00-15:30
要申込・参加無料(定員40名)
会場:山形県立図書館 1F新着図書エリア(遊学館内)
〒990-0041 山形市緑町1丁目2-36 
パネル展示:2月4日[火]~3月1日[日]の期間、『詩ノ箱』を設置します。

◎座談会〈いま、アートに何ができるんだろう?〉

東日本大震災以降、東北各地で芸術祭や音楽フェスを組織し、街の人々と活動を続けてきたクリエイターたちが、震災から8年目に感じている地域の変化と、それぞれの表現の現在と展望について語り合います。

登壇:
和合亮一(詩人)
飛田正浩(ファッションデザイナー/spoken words project)
山岸清之進(プロジェクトFUKUSHIMA!代表/ディレクター)
馬場正尊(本学建築・環境デザイン学科教授)
宮本武典(本学美術館大学センタープログラムディレクター)

日時:2020年2月9日[日]17:00-18:30
申込不要・参加無料
会場:とんがりビル 1F KUGURU
〒990-0042 山形市七日町2丁目7-23

プログラムディレクター
宮本武典/Takenori Miyamoto
キュレーター。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」(2014, 2016, 2018)プログラムディレクター。1974年奈良県奈良市生まれ。武蔵野美術大学大学院修了。海外子女教育振興財団(バンコク)、武蔵野美術大学パリ賞受賞によりフランスで滞在研究、原美術館学芸部アシスタントを経て、2005年に東北芸術工科大学(山形市)へ。2019年3月まで同大学教授・主任学芸員として、地域に根ざした協働型アートプロジェクトや、東日本大震災の復興支援プログラムを数多く手がける。東根市公益文化施設まなびあテラス芸術監督。2019年4月より角川文化振興財団クリエイティブディレクター。本プログラムでは企画監修とファシリテートを担当。

主催:東北芸術工科大学
プログラムディレクション:宮本武典(本学美術館大学センタープログラムディレクター/角川武蔵野ミュージアムクリエイティブディレクター)
デザインサポート:小板橋基希(akaoni)、佐藤祐吾(akaoni)、鈴木伸夫(gatta!編集部)、梅木駿佑(UMEKI DESIGN STUDIO)、岩崎孝正
協力:山形県教育委員会、山形県立図書館、山形新聞社、gura、株式会社シェルター
助成:2019年度 文化庁 大学における文化芸術推進事業(街とアートのマルチプレイ)
福武財団2019年度アートによる地域振興助成(詩ノ箱)


お問い合わせ
〒990-9530 山形県山形市上桜田三丁目4番5号
東北芸術工科大学 地域連携推進課
TEL:023-627-2091