2018.04.20 fri 〜 04.22 sun

ドキュメンタリー映画
「サファリ」

倫理観の崩壊。動物殺戮の楽園アフリカのトロフィーハンティング!!野生動物の楽園アフリカ。茂みに身を隠しハンターは息を潜め、スコープを覗き込みシマウマ、キリン、バッファローと次々に撃つ。ハンター達はナミビアで高額な狩猟猟を支払い絶滅危惧種に指定されている動物をも“合法的”に殺している。地元の黒人は黙々と動物の解体を進めハンターが求める“トロフィー”の毛皮とツノを取る。ヴェネチア国際映画祭を震撼させた、オーストリアを代表する鬼才ウルリッヒ・ザイドル監督による最新ドキュメンタリー作品の東北“初上映”!!

◯公式サイト
www.movie-safari.com

料金と上映スケジュール

一律料金:1,200円

4/20(金)
上映時間:19:00〜20:30(90 分)
上映後トークゲスト:畑あゆみ(山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局勤務)

4/21(土)
<第一回上映>
上映時間:13:00〜14:30(90分)
上映後トークゲスト:坂本大三郎(イラストレーター)、有田浩介(サニーフィルム)
<第二回上映>
上映時間:19:00〜20:30(90分)※トークゲスト無し

4/22(日)
上映時間:13:00〜14:30(90分)
上映後トークゲスト:田口洋美(民俗学者、人類学者、狩猟文化研究者)

ゲストプロフィール

畑あゆみ(はた あゆみ)
愛知県生まれ。認定NPO 法人山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局勤務。 インターナショナル・コンペティション部門のコーディネートを担当。英国アルスター大学国際メディア学科MA、名古屋大学大学院国際言語文化研 究科博士前期課程修了(文学修士)。大学非常勤講師を経て2011年4月より現職。

坂本大三郎(さかもと だいざぶろう)
1975 年生まれ、千葉県出身。東京でイラストレーターとして活動後、30 歳で山伏の文化に飛び込む。東北の出羽三山の山奥で暮らしながら、美術作品の製作、古来の文化や芸能の研究・実践をおこなっている。著作に「山伏と僕」(リトルモア)、「山伏ノート」(技術評論社)がある。

田口洋美(たぐち ひろみ)
1957 年、茨城県東海村生まれ。横浜放送映画専門学院(現,日本映画学校)終了後、東映教育映画、グループ現代などの映画スタッフ等を経て、民族文化映像研究所所員、日本観光文化研究所所員。映像製作から民俗学、民族学の研究者へと転身。東京大学大学院新領域創成科学研究科博士課程修了。博士(環境学)。1990 年より「ブナ林と狩人の会 : マタギサミット」主宰幹事。1996 年「狩猟文化研究所」を設立、同代表。2005 年より東北芸術工科大学教授。【主要著作】1984,『山に生かされた日々−新潟県朝日村奥三面の生活誌』,共著編,民族文化映像研究所. 1992,『越後三面山人記-マタギの自然観に習う-』,農山漁村文化協会. 1994,『マタギ-森と狩人の記録-』,慶友社. 2017,『クマ問題を考える-野生動物生息域拡大期のリテラシー-』,山と渓谷社(ヤマケイも新書).など多数。

有田浩介(ありた こうすけ)
サニーフィルム代表。1979 年生まれ。2004 年よりレコード会社に勤務。2007 年よりフリーランスへと転身し、2010 年までの3年間洋楽を中心に200 タイトル以上の音楽業務に携わる。2010 年、サニー映画宣伝事務所名義でドキュメンタリーを中心とした映画宣伝業に従事する。2015 年、山形国際ドキュメンタリー映画祭で上映された『シリア・モナムール』の配給権を取得し初配給する。2017年、サニーフィルムへと改名しドキュメンタリー配給を専業とする。

監督・脚本:ウルリヒ・ザイドル/2016年/オーストリア/90分/カラー/16:9/ドイツ語、オーストリア語、日本語版字幕
後援:オーストリア大使館、オーストリア文化フォーラム
配給:サニーフィルム 
HP:www.movie-safari.com
会場:KUGURU
主催:株式会社マルアール info@maru-r.co.jp