空きビルだった4階建の「旧オハラビル」をフル・リノベーションし、2016年4月にカフェ、ギャラリー、シェアオフィスを備えた「とんがりビル/TONGARI BLDG.」が誕生して、まもなく1年になります。とんがりビルは現代アートフェス「山形ビエンナーレ」の展示会場にもなり、年間50本以上の展覧会やワークショップを企画実施し、山形の魅力的なヒト・モノ・コトを全国に発信しています。
現在も隣接する築75年の書店「郁文堂」では、店主の原田伸子さんと東北芸術工科大学の学生によるリノベーションが進行中。とんがりビルと同時期にオープンしたBOTA coffee(元洋傘店)も存在感を増し、かつて劇場が並んでいたシネマ通りは、エリア・リノベーションの先進地へと変貌しつつあります。
シネマ通りで連鎖しはじめた文化による街づくりを加速すべく、このたび、とんがりビルを運営する株式会社マルアールでは、オープン1周年記念として、建築・アート・シネマが交差する1日限りのライブイベントを企画いたしました。スペシャルゲストとしてお招きするのは山形出身のお二人、絵本作家の荒井良二さんと森岡書店店主の森岡督行さんです。キネマの消えたシネマ通りで、地元カルチャー再生への狼煙をあげるライブ&トークに、みなさまふるってご参加ください。
ーー
時間
14:00~15:00(入場無料)※ふるまい酒あります!
挨拶
原田伸子(郁文堂店主)
芳賀耕介(郁文堂再生プロジェクト)
他
時間
16:00~17:30(開場15:30)
入場料
500円 ※ワンドリンク付
登壇
相田広源(家具デザイナー/TIMBER COURT代表)
荒井良二(アーティスト・絵本作家)
追沼翼(東北芸術工科大学学生/郁文堂再生プロジェクト)
小板橋基希(デザイナー/アカオニ代表)
坂本大三郎(山伏/「十三時」店主)
高橋卓也(山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局長)
中島彩(ライター/「reallocal山形」編集長)
宮本武典(キュレーター)
森岡督行(「森岡書店」店主)
※プログラム①と②で、建築家・竹内昌義氏の登壇を予定しておりましたが、諸事情により欠席となりました。
時間
18:30~20:00(開場18:00)
公開制作
荒井良二(サポート=yellowwoods、梅木駿佑)
ケータリング
食堂「nitaki」
入場料
事前予約=おとな2,000円/こども1,000円
当日入場=おとな2,500円/こども1,500円
定員
80名
※ドリンクはキャッシュオン形式。ライブおよびフードの提供はオールスタンディングでおこないます。事前にご了承ください。
予約受付
電話かメールでご予約を承ります。
電話=株式会社マルアール(023-679-5433)。
メール=件名を「シネマ通りの夜予約」とし、お名前、メールアドレス、参加人数を記載のうえ〈info@maru-r.co.jp〉までお申込みください。
ーー
荒井良二(あらい・りょうじ)
アーティスト、絵本作家。1956 年山形県山形市生まれ。1990 年に処女作『MELODY』を発表以来、数々の絵本、挿画を手掛ける。2005年には児童文学賞の最高峰アストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞、日本を代表する絵本作家として国内外で活躍。絵本『あさになったので まどをあけますよ』で2012 年に第59 回産経児童出版文化賞大賞を受賞。2010 年と2012 年に郷里の山形市で個展『荒井良二の山形じゃあにぃ』を開催。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」芸術監督。
森岡督行(もりおか・よしゆき)
「森岡書店」店主。1974 年山形県寒河江市生まれ。「1 冊の本を売る書店」がテーマの株式会社森岡書店代表。著書に『BOOKS ON JAPAN1931-1972』(ビー・エヌ・エヌ新社)、『荒野の古本屋』(晶文社)、『本と店主』(誠文堂新光社)等がある。『芸術新潮』や『花椿』(資生堂)を始めとするメディアにて連載・執筆を行っている。『工芸青花』(新潮社)編集委員。森岡書店のビジュアル・デザインが、ドイツのIF デザイン賞とイギリスのD&AD 賞を受賞。
ーー
会場:とんがりビル
〒990-0042 山形県山形市七日町2丁目7-23
※専用駐車場はございませんので、近隣の有料駐車場をご利用ください。郁文堂はとんがりビル隣です。
主催:株式会社マルアール
リノベーションを事業の核とした地域再生の会社です。他の地方都市同様、山形でも空き物件の数が徐々に増え始め、中心市街地もかつてほどの賑わいがなくなりました。マルアールは、空き物件をリノベーションし、その空間に新しいデザインとコンテンツの息吹を吹き込みます。複数の物件を手掛け、その点の変化を面的に展開することにより、まち全体の変化を誘発します。私たちはそれをエリア・リノベーションと呼び、まちづくりの次の概念として、社会に、全国に発信していきます。
http://maru-r.co.jp
<運営役員>
水戸靖宏(千歳不動産株式会社/山形R不動産)
竹内昌義(みかんぐみ共同主宰)
馬場正尊(Open A代表)
小板橋基希(アカオニデザイン主宰)
相田広源(TIMBER COURT代表)
ーー
プロデュース:宮本武典
協力:akaoni、TIMBER COURT、nitaki、郁文堂再生プロジェクト、yellowwoods、梅木駿佑、東北芸術工科大学学生有志、山形国際ドキュメンタリー映画祭事務局
助成:山形リノベーションまちづくり推進協議会
定員となりましたので締め切りとさせていただきます。 ー 無垢の木材に向き合いながら、板に彫刻刀で模様をつけて自分だけのオリジナルのお皿を作ります。ゆっくり、焦らず、会える人を大切に、丹精を込めて製作を […]
NEW TRADITIONALは、障害のある人とともに、伝統工芸をとおして新しいものづくりのありかたや、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。ものをとおしてつくり手、つかい手、つたえ手が垣 […]
山形市出身で栃木県益子で作陶している、陶芸作家、石岡信之さんのポップアップストアを開催いたします。素朴でありながらも繊細な日々になじむ器として大変人気が高く、シンプルでありながらどこかアンティークの味 […]
「この山道を行きし人あり」オープン時より、取扱いを開始した埼玉県鳩山町の SOUTHERN FiELD iNDUSTORiES / サザン フィールド インダストリーズ(SFI)。2019年より、SF […]
fragrance yesの新作のリキッドソープをはじめ、全ラインナップをご紹介するポップアップイベントを「この山道を行きし人あり」にて3月2日(月)より31日(火)まで開催致します。また、会期中の3 […]
カワチ製菓として活動をする山形在住の川地あや香さんによる『おやつとスプーン』出版記念イベントを行います。『この山道を行きし人あり』にて本やお菓子の販売を、とんがりビル1F KUGURUにて、真鍮のプレ […]
とんがりマーケットのイメージは『山から麓へ』。街の活気や賑わいが点から線になるように日々の暮らしを豊かにする物を並べたマーケットをひらきます。とんがりマーケットvol.10の今回は『春待つ休日』。春が […]
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大リスクが高まっていることから、当イベントは感染拡大防止のため中止とし、開催を延期とさせていただきます。また次回開催する際にはご案内申し上げます。楽 […]
「街とアートのマルチプレイ」+「詩ノ箱」成果発表展・イベントを開催します。 東北芸術工科大学がアートマネジメント人材育成活動として、昨夏から取り組んできた2つのプロジェクト─「街とアートのマルチプレイ […]