デザイン:akaoni 『山熊田/YAMAKUMATA』亀山亮 亀山亮 小倉快子 BOOKS f3 ミウラのユカレー AURORA COFFEE 三浦友加 熊谷太郎(la Jomon)

2019.1.12 sat / 1.13 sun / 1.19 sat / 1.20 sun

熊と本とカレー

築40年になる雑居ビルをリノベーションした「とんがりビル」でひらく、食と本の4日間。雪に閉ざされた山形の日常をちょっと刺激的にする、熊と本とカレーの時間、いかがですか。

開廊時間:11:00~18:00(入場無料)

PHOTO & BOOKS

写真家・亀山亮さんの手焼きプリント
土門拳賞受賞写真家・亀山亮さん(八丈島在住)が、新潟のマタギの里を撮った写真集『山熊田』(夕書房)他、アフリカシリーズなど、手焼きのオリジナルプリントを展示・販売する貴重な機会です。東根市公益文化施設「まなびあテラス」でも写真展を開催(1/12〜2/24)。

小倉快子さんが選ぶ、北の暮らしに似合う写真集
新潟市沼垂で写真集を中心にした古書と新刊の本屋「BOOKS f3」を営む小倉快子さんが、北陸にまつわる写真集や本をセレクトして面陳・販売します。ご自宅の本棚に写真集はあるでしょうか。はじめての写真集をこの機会にぜひ。

FOOD

三浦友加さんがつくる熊肉薬膳カレー
元お笑い芸人で料理研究家・三浦友加さんによる間借りカレー店「ミウラのユカレー」が4日間限定オープン。山熊田の熊肉を使った食べたあと女子力と気分があがる(?)創作カレーを1日限定20食でお出しします。

AURORA COFFEEの野性味ブレンド
自家焙煎珈琲豆AURORA COFFEE(オーロラコーヒー)の大杉佳弘さんによる、『熊と本とカレー』をイメージしたワイルドブレンドをお出しします。写真集とともに、アフリカ産の豆を使った野性味のある珈琲をどうぞ。

TALK

1/12[sat]
写真集の本屋「BOOKS f3」の日々のこと|予約不要・参加無料|

小倉さんが今回セレクトした写真集について、そして湊町の本屋「BOOKS f3」店主としての日々についてお話をうかがいます。
◯日時:1/12(土)17:00~18:30(予約不要・参加無料)
◯ゲスト:小倉快子(BOOKS f3店主)
宮本武典(東北芸術工科大学教授)

1/12[sat]
「山へ、海へ。旅と暮らしの話」|要予約|

離島、修験の山、港町、マタギの里… 旅する表現者たちが辿りついた土地での暮らしを聴く集い。
◯日時:1/12(土)19:00~20:30(要予約)
◯ゲスト:亀山亮(写真家)
坂本大三郎(山伏)
大滝順子(現代美術家・しな布作家/山熊田在住)
小倉快子(BOOK f3店主)
◯会費:1,000円・要予約・ワンドリンク付

1/19[sat]
「縄文ワインと越冬本のぐるぐる」|要予約|

寒い冬にこそ読みたいお勧めの本を1冊ずつ持ち寄り、la Jomon熊谷太郎さんが手がけた6号酵母ワインを味わいつつおこなう読書会。2月の冬ごもりにむけて、本との偶然の出会いをみんなで楽しみましょう。
◯日時:1/19(土)18:00~20:00(要予約)
◯選酒:熊谷太郎(la Jomon)
◯司会:kanabou(宮本武典+akaoni)
◯会費:1,000円・要予約・ワンドリンク付
◯持ち物:交換してよい(冬の読書におすすめの)本を、お一人につき1冊を必ずご持参ください。なお、誰の本と交換するかは当日決まりますので、あらかじめご了承ください。

要予約トークのご予約はお電話かメールで承ります。
メールの場合:件名を「熊と本とカレー」とし、参加イベント名・お名前・ご連絡先等の必要事項と、同伴者がある場合は人数・お名前を明記のうえ送信してください。なお、フードをご準備しますので、キャンセルの場合は2日前までに必ずご連絡ください(当日キャンセルの場合も同様です)。→ 株式会社マルアール info@maru-r.co.jp /電話の場合:TEL. 023-679-5433(担当=小野)

大滝順子 (Junko Otaki)……1977年 埼玉県生まれ。東北芸術工科大学工芸コース卒業・同大学院実験芸術領域修了。現代美術家・しな布作家。その場その時に適した表現方法を用い、DEMETER(帯広市・2002)、I’m here(仙台・2005)、混浴温泉世界(別府・2009. 2012. 2015)ほか、全国各地、各国で活動を行う。長崎県波佐見町「ギャラリーモンネポルト」代表(2007-2011)、富山県氷見市アートNPOヒミング(2011-2015)などアートと土着文化を活用した地域活性化事業や各地方紙などへの連載も手がける。新潟県村上市山熊田のマタギを取り巻く文化に衝撃を受け、2015年移住。山熊田マタギの頭領と結婚。現在、日本三大古代布「羽越しな布」をはじめ独特の伝統を後世に残すべく記録と継承を行う。

大杉佳弘(Yoshihiro Osugi)……1984年生まれ。コーヒー豆屋。東北芸術工科大学卒業後、自家焙煎珈琲店で勤務、農業などを経て2014年に「AURORA COFFEE」を山形市内に開店。自家焙煎珈琲豆と器具の販売を行っている。ひとつひとつできる限り丁寧な仕事で、お客様目線のコーヒーづくり、お店づくりを軸に家庭と仕事のバランスを考えながらながく続けていくことが目標。山形市在住。

小倉快子(Yasuko Ogura)……1987年新潟県生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業し、東京の出版社でカメラマンと編集者を兼務。2012年に独立。同年香川県に移住し、ブックカフェの立ち上げに携わる。2015年春に新潟に戻り、同年12月より写真集中心の新刊・古書の本屋「BOOKS f3(ブックス エフサン)」を営む。本屋に足を運ぶこと、写真集や写真をみることを身近に感じてもらいたいと、店内では定期的に写真展やイベントを行なっている。

熊谷太郎(Taro Kumagai) ……1970年宮城県気仙沼市生まれ。山形県山形市「La Jomon」代表。 食材を扱う店に生まれ、食の関心が高い環境下で育つ。大学卒業後、一般企業に就職するも、酒造りの職人として生きていく道を目指し、東京農業大学短期大学部醸造学科へ社会人入学、醸造の基礎を学ぶ。酒造りは計18年の勤続を経験し、3つの蔵を渡り歩き、途中、蔵人をしながら純米酒専門の小売店「正酒屋六根浄」を開業、純米酒普及に努める。現在、一級酒造技能士、清酒専門評価者の資格を生かしたイベント「全国6号酵母サミット」や「純米酒六根浄」、6号酵母ワイン「Idiot Wind」「Glycerine Queen」などの商品をプロデュース。ワクワクするような発酵商品の可能性を常に探っている。

亀山亮(Ryo Kameyama)……1976 年千葉県生まれ。 日本写真芸術専門学校報道・写真芸術科卒業。 写真家。 高校時代に初めて手にしたカメラで、三里塚闘争を続ける農家や新左翼の密着撮影を始める。96 年よりサパティスタ民族解放軍の支配地域など中南米を撮影。2000年、パレスチナ自治区ラマラでインティファーダの取材中、イスラエル国境警備隊が撃ったゴム弾により左目を失明する。 2003 年、パレスチナの写真でさがみはら写真新人賞、コニカフォトプレミオ特別賞を受賞。コンゴ、シエラレオネ、リベリア、ブルンジなどアフリカの紛争地に8年間通い続け12年『AFRIKA WAR JOURNAL』を発表。翌年、同作で第32回土門拳賞を受賞。その他の著書に『DAY OF STORM』(2014/ SLANT)、『戦場』(2015/晶文社)など。

坂本大三郎(Daizaburo Sakamoto)……1974年、千葉県生まれ。芸術や芸能の発生や民間信仰、生活技術に関心を持ち、東北を拠点に山伏として活動。春には山菜を採り、夏には山に籠り、秋には各地の祭りをたずね、冬は雪に埋もれて暮らす。イラストや文筆業もおこない、著書に『山伏と僕』(リトルモア、2012年)、『山伏ノート』(技術評論社、2013年)がある。とんがりビル1階「十三時」店主。

三浦友加(Yuka Miura)……1982年山形県鶴岡市生まれ、初代山形県住みます芸人、やまがた匿名観光つや姫大使。料理研究家、山形郷土文化研究家。よしもとクリエイティブ・エージェンシー所属。芸人を13年やった後、鶴岡市を拠点に料理研究家、山形郷土文化研究家。羽黒山、善寶寺などのガイド、伝統工芸・鶴岡瓦人形の復活に向け修行中。アーユルヴェーダや出羽三山精進料理の知恵をとりいれた間借りカレー屋「ミウラのユカレー」も展開中。「やまがた百名山」(NHK山形)出演中。山伏修行や、山形各地の土着の食文化を学びながら、最強の老婆を目指して修行中。

宮本武典(Takenori Miyamoto)……キュレーター、アートプロデューサー。1974年奈良県奈良市生まれ。武蔵野美術大学大学院で絵画を学び、海外子女教育振興財団派遣教諭(泰日協会学校/バンコク)、武蔵野美術大学パリ賞受賞により渡仏(Cité Internationale des Arts)、原美術館学芸部アシスタントを経て、2005年に東北芸術工科大学(山形市)へ。現在、同大学主任学芸員・大学院教授。「みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ」のプログラムディレクター、とんがりビルキュレーター、東根市公益文化施設「まなびあテラス」芸術監督。

お問い合わせ
株式会社マルアール(山形県山形市七日町二丁目7番23号 とんがりビル)
TEL. 080-9635-5733(マルアール・小野)
E-mail. info@maru-r.co.jp

アクセス
山形駅からバスで七日町バス停まで約10分。バス停から徒歩で約4分。
※駐車場はありません。周囲の有料駐車場をご利用ください。