津軽三味線の巨星、故初代高橋竹山の人生と三味線の音色、その背景に潜む津軽の風土を描いた「津軽のカマリ」。2019年秋を皮切りに、監督 大西功一が車に上映機材を積んで、単身、日本全国を巡り、上映とトークを繰り広げるキャラバンが山形にやってきます。山形では2日間の上映会を行い、初日には宮古島に伝わるアーグ(古謡)と神歌と呼ばれる唄を追ったドキュメンタリー「スケッチ・オブ・ミャーク(2011年)」も上映されます。上映後には大西監督と山伏 坂本大三郎とのトークもあります。
—
「スケッチ・オブ・ミャーク」(2011年作品) 上映会
日時:2019年10月22日(火祝)
開場13:30/開演14:00
(上映時間104分/終映後、大西功一監督×山伏 坂本大三郎トーク)
料金:前売1,500円/当日1,800円(ともにワンドリンク付き)
「津軽のカマリ」(2018年作品) 上映会
日時:2019年10月23日(水)
開場18:00/開演18:30
(上映時間104分/終映後、大西功一監督×山伏 坂本大三郎トーク)
料金:前売1,500円/当日1,800円(ともにワンドリンク付き)
—
チケット
下記チケット専用WEBサイト、または「この山道を行きし人あり(とんがりビル1階)」の店頭で販売しております。電話・E-mailでの予約販売も可能です(前日まで受け付け/当日引き渡し)。
◎チケット販売WEBサイト
https://peatix.com/event/1348777
◎電話
023-679-5433(株式会社マルアール)
◎メール
info@maru-r.co.jp
—
スケッチ・オブ・ミャーク
2011年/104分
沖縄県宮古諸島に沖縄民謡とは別に古くから受け継がれてきたものの今では歌える人が少なくなってきた、島の暮らしや神への信仰などから生まれたアーグ(古謡)と神歌と呼ばれる唄を追ったドキュメンタリー。その唄は点在する集落の中でひっそりと歌い継がれてきた。特に御嶽での神事で歌われる「神歌」は、やむことのない畏敬の念をもって、数世紀に渡り口承で熱心に伝えられたものである。音楽家の久保田麻琴が、島でそれら貴重な唄に出会ったことに始まる。ミャークとは、宮古島のことを指す。2011年8月、第64回ロカルノ国際映画祭、批評家週間部門に歴代初の日本映画として正式出品。世界から選出されたドキュメンタリーの秀作が並ぶなか、上映後、もっとも熱い拍手と喝采の声を受け、グランプリに次ぐ「批評家週間賞 審査員スペシャルメンション2011」の栄誉を受けた。
◎公式サイト
http://sketchesofmyahk.com
◎予告編
https://www.youtube.com/watch?v=1nzsdb72fYw&feature=youtube_gdata
津軽のカマリ
2018年/104分
津軽三味線の巨星、故初代 高橋竹山。明治に生まれ、幼少期に煩った麻疹が元でおおよその視力を失う。北東北の過酷な環境の中、庶民の暮らしは貧しく、福祉もまだ整わない時代、唯生きていく為に三味線を習い、門付けをしながら乞食同然に彷徨った。生前、竹山は「津軽の匂いがわきでるような音をだしたい」と語っている。彼を産み、視力を奪い、蔑み、また命の綱となった三味線を授けた恨めしくも愛おしいこの土地に初代竹山は終生拠点を置き、津軽の音を探し続けた。映画は、残された映像や音声、生身の竹山を知る人々の言葉を拾いながら、彼の人生や心模様を呼び覚ましていく。そして、この地に今も残る風習や文化、人々の暮らしにレンズを向け、竹山の音に潜むであろう津軽の原風景を浮き彫りにしていく。
◎公式サイト
http://tsugaru-kamari.com
◎予告編
https://www.youtube.com/watch?v=zzUruOwc19Q
—
大西功一(監督、製作、撮影、編集)/1965年、大阪生まれ。大阪芸術大学在学中よりテレビ報道カメラマンのアシスタントにつく。1988年、学友らと、消え行く町を背景にギター流しを追ったドキュメンタリー「河内遊侠伝」が卒業制作学科賞。同年上京、映像プロダクションへ。1991年、退社後、歌手 高田渡を象徴的役柄に配し、映画「吉祥寺夢影(きちじょうじむえい)」を製作。1995年、北海道函館を舞台に、前作についで高田渡を配し、「とどかずの町で」を発表。他にテレビ番組、ミュージックビデオ、DVD作品等、多ジャンルの映像を手掛ける。16年ぶりの映画、2011年完成の「スケッチ・オブ・ミャーク」がロカルノ国際映画祭(スイス)批評家週間部門にてグランプリに次ぐ「審査員スペシャルメンション2011」獲得。ヒットする。
—
会場:KUGURU
〒990-0042 山形県山形市七日町2丁目7-23 とんがりビル1階
問合せ先:Tel:023-679-5433
Mail:info@maru-r.co.jp
主催:株式会社マルアール
定員となりましたので締め切りとさせていただきます。 ー 無垢の木材に向き合いながら、板に彫刻刀で模様をつけて自分だけのオリジナルのお皿を作ります。ゆっくり、焦らず、会える人を大切に、丹精を込めて製作を […]
NEW TRADITIONALは、障害のある人とともに、伝統工芸をとおして新しいものづくりのありかたや、それらが息づく生活文化を提案するプロジェクトです。ものをとおしてつくり手、つかい手、つたえ手が垣 […]
山形市出身で栃木県益子で作陶している、陶芸作家、石岡信之さんのポップアップストアを開催いたします。素朴でありながらも繊細な日々になじむ器として大変人気が高く、シンプルでありながらどこかアンティークの味 […]
「この山道を行きし人あり」オープン時より、取扱いを開始した埼玉県鳩山町の SOUTHERN FiELD iNDUSTORiES / サザン フィールド インダストリーズ(SFI)。2019年より、SF […]
fragrance yesの新作のリキッドソープをはじめ、全ラインナップをご紹介するポップアップイベントを「この山道を行きし人あり」にて3月2日(月)より31日(火)まで開催致します。また、会期中の3 […]
カワチ製菓として活動をする山形在住の川地あや香さんによる『おやつとスプーン』出版記念イベントを行います。『この山道を行きし人あり』にて本やお菓子の販売を、とんがりビル1F KUGURUにて、真鍮のプレ […]
とんがりマーケットのイメージは『山から麓へ』。街の活気や賑わいが点から線になるように日々の暮らしを豊かにする物を並べたマーケットをひらきます。とんがりマーケットvol.10の今回は『春待つ休日』。春が […]
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の感染拡大リスクが高まっていることから、当イベントは感染拡大防止のため中止とし、開催を延期とさせていただきます。また次回開催する際にはご案内申し上げます。楽 […]
「街とアートのマルチプレイ」+「詩ノ箱」成果発表展・イベントを開催します。 東北芸術工科大学がアートマネジメント人材育成活動として、昨夏から取り組んできた2つのプロジェクト─「街とアートのマルチプレイ […]